1月26日27日と愛知県みよし市で行われたリスクマネジメント講座に行ってきました!!
とりあえず、いろんな人がシェアしてくれると思うので、メモは大量にあるけれど、今日のこのブログはメモは見ずに感動したりインパクトのあったところを覚えている範囲でアウトプットします。
********************

【27日の特別講演】について
森のようちえん全国ネットワーク運営委員長の内田幸一氏の27日の特別講演の演目は
『直感力がその子の未来を決める!』
~「知識」と「感覚」を結びつける黄金期~

この特別講演は170名の方が参加し、会場は満員御礼状態。
託児に預けている子ども達や会場内、後ろにいた子どもたちは30名強。
200名以上が集まって開催されたものすごいパワーの特別講演でした。

内田先生の講演会、数年前以上にとってもパワーアップしていました。
思えば、長女が一歳半頃の頃にはじめてうっちゃんに出会い、
当時あちこち興味津々に動き回る娘に途方にくれていた頃、
「ルールは成長して時期がきたら少ない労力でスッと吸収して理解する日が必ずきます。
色々興味津々で周りに迷惑をかけてしまいそうな時期、親にできることは安心して過ごせる場所にいくこと。
森に行けば大きな声をだしたって走り回ったって笑ってみていられるでしょ。
環境を提供するのは親の役割」
という天の声を頂いたんですよね…
『ルールがあるなかに一歳半を適応させようとしてしんどい時期は森に行けばいいのか』・・・
『森へ行けばいい』運命の言葉でした。
今回、27日の特別講演で特徴的だなと感じたのが、愛知の県議さん、市議さんをはじめ、議員の皆さんが20名近く参加して下さっていたこと。
岐阜など行政関係者の方が自分達の市でも何かできないかと参加して下さっていたこと。
それから、26日27日と我が子が大きく育った後の保育士さん達がこういう保育をしたいと職業として森のようちえんを立ち上げてみたいという人に出会ったり・・・以前よりそういった方が増えていたような気がしました。
これ、スゴイことですよね。
新しい波がきている気がします。
特別講演を始め内田幸一先生が、26日27日とリスクマネジメント以外の部分で意識してお話をされていたことは
『森のようちえん的保育を誤解なく伝える』
『森のようちえんで大切にしたいこと原点の確認』
『森のようちえんの可能性や魅力を伝える』
ことだったような気がします。
放任とどう違うのか。
森のようちえんでは何を大切にしたいのか。
こんな可能性や魅力があるよ。
興味をもった人の心をぐいぐい引き込んでいました。
特別講演の中で私が一番感動した言葉は
『ごっこ遊びは未来のひとつのプロジェクト』です。
「土や砂でシチューを作っている子ども達。
あなた~が得意だからあれとってきて、私~やるわ。
あ~でもない、こ~でもない。
大人が意味がないこととジャッジをしてごっこ遊びで遊び混む子どもたちをみているだけ。意味がないと決めているのは大人。
大人の目は節穴。
何も無駄なことはない。
子どもたちは自分の成長に必要なことだからしているだけ。
一度大人の視点を離れて子どもの視点にたってみると、得意な人にお願いしたり、自分ができる役割をやったり、良さそうな人を連れてきたり、あーでもないこーでもないってごっこ遊びに入りこみながら鍋をかきまぜたりしてる。
『あの鍋は未来ひとつのプロジェクトなんだよね。』 ドーンと響きました。
(それをうけててんとうむしのしらゆみちゃんが、私たちも森のたまごさんと鍋をかきまぜて・・・このリスクマネジメントの講座を企画しましたとあいさつしていて流石でした!!)
それから、会場からの質問で久しぶりに小学校でカルチャーショックは受けないか?というのを聞きました。
(最近それに関してはもう全然気にならない私ですが)
それに対して内田先生が話していたことが今まで聞いてきた話とちょっと違う視点があり面白かったです。
※話の流れで森のようちえんの説明のところで色んな幼稚園等と対立するものではない。手法のひとつ。と説明があった上での話です。
『いわゆる五感が豊かに育って感性も豊かで違いがわかる。
そういった意味でギャップや雰囲気など色々感じる。
素直で純粋な子達だから落胆したり、つまらないと話したりもする。
感じることが悪いのではない。つらいのではない。
そこからどうするか。
自分で決めていく力はついている。そこが大事。
切り替えていく。頭の中は動くようになっている。
学校教育につながらないわけではない。
小学校の生活科のようなことは体験としてようちえんで色々終わっているような状態。
それから日々、思ったことや気づいたことを子ども達が自分の口で表現したり話したりする機会を持っている。
あれは国語の要素。
勉強に対するつかみはOK。
体験は済んでいるから、あとは知識を載せてつなげていけばいい。
考える力と知識は相反することではない。
小学校に入るまで思考回路を育て、知恵を育ててきた。
考える力を育ててきた。
思考回路を作ったところに知識をのせる。
それが大事。シンプルでしょ。
近年、思考回路ができる前に知識を入れがち。
知識が考えることを邪魔する。
知恵や体験、思考回路のきれいなパイプを作った上に学童期に知識を入れる順番がつかみがよいのではないか。
考える力、知識両方大切だと思っている。
その上で森のようちえんでは思考回路のパイプを作っている。
すべての子ではないが、キーパーソンやリーダーシップ、調整力、仲介者として動く子が多い。
自然の中、相手をかえるのではなく自分を変化させれば対応できることを学んでいる。
あなたの意見、私の意見、あの人の意見、それぞれききながらじゃあどうしようか・・・そういうことを繰り返し繰り返しやってきた。そういう面はかなり得意。そういうことにつながっていく。
多くの先生の願い、子どもの芽を伸ばそうと思っている人の方が圧倒的に多い。
そのことに関して、先生達も共感したいと思っている人が多い。
不利な立場ではない。
先生からしても『すれていなくて素直で子どもらしく純粋で自分の意見を言って行動する』育てやすい子ととらえることもできる。』
学校にカルチャーショックでどうなるの?というような不安の質問に対しての返答です。
ひとまず〆。
また時間があったり書けたら続くということで・・・。
そんな内田先生が主催するうちの娘たちも参加しているセカンドスクールの説明会が来月にあります。
直接、熱い学童期以降の子ども達への想いを聞くチャンス。
今回の講座や講演で、セカンドスクールに参加できている自分の娘たち、超ラッキーで幸せだなぁと改めて思いました。
あなたものりませんか?フェイスブックイベントページ→
コチラ私も当日お手伝いに行きまーす。 是非是非。
(写真:文=いっちゃん)
************************
2月の『一日体験会』は2月18日です。
************************
にほんブログ村
にほんブログ村
スポンサーサイト